【ロサンゼルス共同】米ハリウッドの俳優が加盟する労働組合や映画製作の業界団体の代表らは、映画やテレビ産業に対する税制優遇などを求めてトランプ大統領に連名で書簡を送った。米メディアが12日報じた。トランプ氏がハリウッドを復活させる「特使」として任命した俳優のシルベスター・スタローンさんも書簡に署名した。

 トランプ氏は今月上旬、他国が講じる優遇措置によって米国の映画産業が打撃を受けていると主張し、外国で製作された映画に100%の関税を課す考えを表明した。

 書簡は、トランプ氏の「支援や理解」に感謝を表明する一方、関税政策には言及しなかった。