国土交通省は14日、道の駅のうち、愛媛県宇和島市の「みま」など、38道府県計40カ所を災害時の広域拠点となる「防災道の駅」に追加選定したと発表した。防災道の駅は計79カ所となった。国交省は、施設耐震化や非常用電源の設置にかかる費用を最大5年間、交付金などで重点支援する。

 防災道の駅は、都道府県が地域防災計画などで広域的な防災拠点として位置付けた道の駅から国交省が選ぶ。災害時に支援活動のスペースとなる駐車場の広さが2500平方メートル以上あることなども要件としている。国交省は、都道府県ごとに1〜2カ所程度とし、全国で計約100カ所に広げたい考えだ。