14日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=146円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比87銭円高ドル安の1ドル=146円98〜99銭。ユーロは49銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円83〜87銭。
米労働省が13日に発表した4月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが意識されて、円買いドル売りが優勢となった。
米関税政策を巡る米中協議の進展でこのところ円安ドル高傾向だったことから「当面の利益を確定するドル売りが出た」(外為ブローカー)との見方もあった。