熊本県は14日、県内北西部の事業所で20〜70代の12人が結核に集団感染したと発表した。いずれも軽症か無症状で、県内の集団感染は8年ぶり。接触者の特定は終わっており、感染が広がる可能性は低いという。

 昨年12月、事業所に勤務する30代女性が結核と診断され、接触のあった従業員を検査した結果、女性とは別に12人の感染が分かったという。