【エルサレム共同】イスラエル紙ハーレツ電子版は14日、パレスチナ自治区ガザの停戦交渉で合意するよう求める米政府の働きかけにもネタニヤフ首相が応じず、強硬姿勢を堅持していると報じた。米国のウィットコフ中東担当特使が過去24時間の間に複数回にわたって圧力をかけたが、イスラエルはガザ攻撃激化の構えを崩していない。
仲介国カタールで米国を交え、イスラエルとイスラム組織ハマスの間接交渉が続いている。
一方、解放された元人質のうち67人は、ネタニヤフ氏やトランプ米大統領に宛てた連名の書簡を公表した。米国籍を持つ人質男性の12日の解放を受けて「流れを止めてはならない」と強調した。