押収された加熱式たばこなど=15日午前、警視庁牛込署

 他人のクレジットカード情報を使い、スマートフォンの決済アプリで不正にたばこを購入したとして、警視庁犯罪収益対策課は15日までに、電子計算機使用詐欺の疑いで、コンビニ経営者の男(50)と、ベトナム国籍の4人を逮捕した。

 犯収課によると、男のコンビニで2024年5〜11月、売却目的で約1億円分のたばこを不正購入したとみて調べる。千葉県内にある関係先のマンション一室から加熱式たばこ約2万箱やスマホ約200台を押収した。

 男の逮捕容疑は共謀し24年11月上旬、東京都新宿区のコンビニで、不正入手したカード情報を登録したスマホ数台を使い、加熱式たばこ計51箱を詐取した疑い。