野生のサルに餌付けをしていることで知られる大分県の高崎山自然動物園は15日、今年最初の赤ちゃんザルが誕生し、「バンパク」と命名したと発表した。名前を一般公募し、最多票を集めて決まった。現在開催中の大阪・関西万博にちなんで多くの人に選ばれたとみられる。
性別は雌で、職員が15日朝、母ザル「コンビニ」の胸にしがみついているのを発見した。園では2013年から、その年最初に生まれるサルの名前を募集。今年は2467の応募があり、バンパクが106票を獲得した。
米大統領の名前から選んだとみられる「トランプ」も一定の票を集めたが、「特定の個人名は除く」という条件で対象外とされた。