第73回全日本広告連盟福井大会で「正力賞」を受賞した河北新報社の一力雅彦社長(右)=15日午後、福井市

 新聞や放送、広告各社などでつくる全日本広告連盟(全広連)の第73回大会が15日、福井市で開かれた。「福につながれ、広告。」をテーマに約千人が参加。式典で大平明理事長は「幸福度ナンバーワンの福井県で、幸せになる広告はどういうものか考えてもらいたい」とあいさつした。

 優れた広告活動が表彰され、全広連日本宣伝賞のうちメディア関係者らが対象の正力賞に一力雅彦河北新報社社長が選ばれた。東日本大震災後に復興のための情報発信に取り組み、特別広告企画「今できることプロジェクト」を立ち上げ、企業や自治体が支援活動や復興メッセージを発信する場を提供した点が評価された。