公開制作のアトリエで、作家とこたつに入る渡邉百恵さん(右)。来館者もくつろぐことができる=14日、岐阜市宇佐、県美術館
ギャラリーで県外からの旅行者に接客する渡邉百恵さん(左)。「誰もが立ち寄りやすい場所にしたい」と話す=同、岐阜市柳ケ瀬通、ニュー銀座堂

 岐阜市柳ケ瀬通に2022年12月、「表現者のためのサードプレイス(第三の居場所)」をコンセプトに開業したギャラリー「ニュー銀座堂」。若者200人に発表の場を提供してきた取り組みが県美術館(同市宇佐)の目に留まり、1カ月以上にわたる公開制作の企画に抜てきされた。10、20代の11組が美術館のアトリエで、ギャラリーの象徴的存在であるこたつを囲みながら作品を制作。来館者にも居心地の良い場所を提供している。

 ニュー銀座堂は、大学でサードプレイスの重要性について...