子どもの頃の習い事は、進路選択における強みとなったり、生涯の趣味になったりと、人生の幅を広げてくれます。小学校高学年の約7割が何らかの習い事をしているといわれる昨今、その選択肢は豊富です。では今、岐阜の小学生がこぞって通う習い事とは? 岐阜市が行った調査を基に、ランキングにまとめました。不動の人気を誇る水泳、ピアノに迫るのは、急上昇のあの習い事。「こんな教室もあるの?」と驚くようなものもありました。

◆7割近くが習い事に通っている

 参考にしたのは2024年、岐阜市が市内の小中学生とその保護者を対象に実施した「部活動・地域クラブに関する調査」です。このうち、小学4~6年生(当時)の保護者に対し、子どもが通っている習い事について尋ねた回答をまとめました。対象者は9302人、回答数は5493(回答率59.1%)です。

 まずは、習い事をしている割合について。わが子が「学校生活以外のスポーツ活動(スポーツ少年団を除く)や文化教室に通っているか」の問いに対し、「通っている」との答えは3617、全体の66%に上りました。除外されているスポーツ少年団も含めれば、なんらかの習い事を行っている子どもの割合はもう少し高くなると考えられます。

◆トップ水泳、2位ピアノは不動の人気

 詳しく見ていきましょう。習い事に「通っている」子どもの保護者に対し、それがどのような種目か、複数回答可で聞いた結果をグラフにしました。...