元タレント中居正広氏の「性暴力」を認定したフジテレビの第三者委員会の調査報告書を巡り、親会社の専務でフジの清水賢治社長は16日、「弁護士の監修のもと、関係者の処分について丁寧に調査を進めている」と説明した。3月末時点で「速やかに」としていた時期については5月中をめどとしているという。

 中居氏側は今月、「一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為は確認されなかった」として、報告書の内容に反論。処分への影響を問われた清水氏は「全くない」とし、中居氏側の主張については「第三者委の調査は独立したものであり、コメントする立場にない」と述べた。