【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比331・99ドル高の4万2654・74ドルで取引を終えた。米中の貿易摩擦緩和への期待感が引き続き相場を支えた。ただ、米関税政策の先行きへの不透明感から上値は限られた。

 高齢者向け公的保険「メディケア」事業を巡る不正行為の疑いで米司法省が捜査していると伝わり、前日に大きく値を下げた医療保険ユナイテッドヘルス・グループが買い戻されたことも相場の上昇を後押しした。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、98・78ポイント高の1万9211・10。