街頭演説する国民民主党の玉木代表=4月

 国民民主党の玉木雄一郎代表は17日、東京都内で講演し、夏の参院選後に政界再編が起きる可能性があるとの見方を示した。「選挙の後、今の政党の枠組みがそのまま残るとは思えない。結果によって政治の状況は変化する」と述べた。首相就任への意欲について「当然ある」と強調した。

 連立政権への参画については「連立を組まないとは言っていない。どこと組むかを明確に言っていないだけだ」と説明。将来的に二大政党制ではなく多党制に近づくとした上で「連立に入るだけではなく、複数の政党で重要な政策を前に進める形になる。政策が一致すれば、野党とも与党とも協力する」と語った。