岐阜県警下呂署は18日、下呂市の60代の男性会社員が、現金300万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。特殊詐欺事件として調べている。
署によると、18日午前9時ごろ、男性のパソコン画面に「トロイの木馬に感染しました」と警告が出て、アメリカにつながる電話番号が表示された。男性が電話すると、ソフトウエア企業を名乗る男に「感染しないソフトを入れてあげます」と誘導され、遠隔操作できるソフトをダウンロード。利用する金融機関のサイトにログインさせられた。さらにギフトカードの購入を指示されたため不審に思い金融機関の口座を確認したところ、現金300万円が引き出されていた。
男性が署に通報した。