勤務中に私物のスマートフォンで400回以上ゲームをしていたとして、岩手県警が警察署勤務の40代の男性巡査部長を本部長訓戒処分としたことが21日、県警への取材で分かった。処分は3月3日付。巡査部長は「少しくらいならいいという甘い認識を持っていた」と説明しているという。

 県警監察課によると、勤務実態や本人の説明から、2023年7月ごろから1人で勤務中、400回以上短時間プレーしていたとみられる。今年の元日、勤務中の公用車内でゲームをしているのを目撃した住民から署に苦情が寄せられていた。

 県警は「職務倫理の基本についての指導を繰り返していく」とコメントしている。