宮城県の村井嘉浩知事が、生成人工知能(AI)を活用し、同県で10月に開催予定の「全国育樹祭」のPRソングを制作した。育樹祭への関心を高める話題づくりが狙い。無料アプリを利用したため「制作費0円」だったという。21日の記者会見で報道陣に披露した。
村井氏によると、育樹祭ホームページの文言を生成AIに読み込ませて「この文言のイメージに合う歌詞を考えて」と指示。声の性別や曲調を選択するだけで歌詞に合う曲を作る別のAIソフトにも読み込ませ「15分ほどで完成した」という。
曲は約3分。サビの抑揚や声を響かせるビブラートも効いている。育樹祭のホームページから無料で聴くことができる。