~ 単相200Vスポットクーラー × 分散ダクトで 簡易設置型の冷却システム ~

2025年5月22日
三協エアテック株式会社

三協エアテック株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:加来 裕生)は、深刻化する熱中症リスクに対応すべく、最大10人を同時に冷却する業務用スポットクーラー「SAT-SC4500」を、202562日(月)より販売開始いたします。

 

簡易設置型の冷却システム

 

本製品は、単相 200V2 馬力の冷房能力を備えたツインダクト仕様で単相では最大の冷房能力を有しています。さらに、冷房能力を最大限に引き出す専用ダクト「エアホースワン」との組み合わせにより、1台で最大10人の同時冷却を実現します。 

空調のない現場や仮設スペースにもすぐ導入できる「簡易設置型の冷却システム」として、販売・レンタルの両形式で提供予定です。なお、大阪本社・東京支店にて、実際の冷却効果を体感いただけます。

 


 

なぜスポットクーラーで10人を同時冷却できるのか?

 

理由①:冷房能力の違い

・単相200V・2馬力のスポットクーラー

・単相では最大の4500Wの冷房能力で1馬力タイプに比べて高出力

 

理由②:冷却範囲の違い

・冷風分散ダクト「エアホースワン」を接続することで、最大10か所の広範囲に冷気を供給

・スポットクーラーから離れた作業者にも冷風を届けることが可能

 

【開発の経緯】

三協エアテックは、当初大型空調機と組み合わせて使用する冷風分散ダクトを開発し、東京ドームや大阪城公園など大規模イベント現場での熱中症対策に貢献してきました。その後、「もっと小規模な現場でも使いたい」「手軽に設置できるものが欲しい」といった現場の声に応え、2023年には1人用スポットクーラー向けの軽量・簡易型の冷風分散ダクトを開発・発売。製造現場や物流倉庫、ガレージやビニールハウスなど幅広い環境で利用され、2024年モデルは生産分が完売するなど、高いニーズを実証しました。

さらに、「1人用スポットクーラーでは冷却が不十分」「もっと広く冷やしたい」という要望を受け、エアホースワンの冷風分散機能を最大限に活かすための専用機器として、高出力スポットクーラー「SAT-SC4500」を開発。 2025年6月1日からは、職場における熱中症対策が罰則付きで義務化されることもあり、空調の行き届かない現場での活用が期待されています。

 

 

製品仕様

 

■スポットクーラー(型式:SAT-SC4500)

設置方式 移動型
電源 200V ~ , 50-60Hz
冷房能力(W)※1  4000 / 4500
定格電流( A )※1  7.1 / 8.5
消費電力( W )※1  1410 / 1710
力率( % )※1  98.7 / 98.2
冷媒 R410A
冷媒封入量( g ) 580
気密試験圧力( Mpa ) 低圧側:1.6   高圧側:4.1
排水タンク容量( L ) 8
使用周囲温度( ℃ ) 5 - 48
本体寸法( mm ) ( W )527 × ( D )564 ×( H )1090
ダクト外径( mm ) 冷風:Φ110   排気:Φ265
質量( kg ) 約 75
電源コード 約 2m   プラグ:3 ピン、250V、20A

※1 強冷風モードで運転した時の値です。

 

■冷風分散ダクト エアホースワン(吹出口10個の場合)

・主材料:高密度不織布(125Φ, 40g/m)

・内容:ダクト4種14本

・利用環境に応じて、構成変更や追加など柔軟な設置が可能

① SAT-AHS-01T 穴無し・本体接続 50cm( 2 本 )
② SAT-AHS-02T 穴無し・曲 100cm( 2 本 )
③ SAT-AHS-03T 穴有り・50cm( 8 本 )
④ SAT-AHS-05T 穴有り・先とじ 50cm( 2 本 )

 

■システム構成例(吹出口10個の場合)

 

▼製品情報ページ

https://www.sat.co.jp/product/other/airhoseone/

 

【会社概要】

三協エアテック株式会社

代表取締役 加来 裕生

大阪本社:〒530-0012 大阪市北区芝田2丁目5番6号 

東京支店:〒111-0055 東京都台東区三筋2丁目6番11号 

事業内容:オゾン関連製品、業務用空気清浄加湿装置、業務用空気清浄装置などの開発・製造・販売

設立:1993年6月

HP:https://www.sat.co.jp