大阪・関西万博のウーマンズパビリオンの建材が、2027年に横浜市で開かれる国際園芸博覧会(花博)で再利用されることになった。同パビリオンの設計を手がけた建築家永山祐子さんの事務所が22日、発表した。建材は21年に開かれたドバイ万博から再利用されており、三つの国際イベントで引き継がれる。
ウーマンズパビリオンは、没入型の展示で多方面で活躍する3人の女性の人生を追体験できる。建物は白色の幕と棒でできた三角格子状の建材で覆われている。
永山さんは、ドバイ万博で設計に携わったパビリオンの建材のうち7割を今回の万博で再利用。27年花博では、自ら設計する屋内出展施設の部材に使う。