破産手続きの開始決定を受けた中華料理店運営会社「聘珍樓」(横浜市港北区)の破産管財人の弁護士が22日、取材に応じ、負債額は関連会社を含め計約13億6600万円だと明らかにした。同社の代理人弁護士が裁判所へ提出した書類の債権額の合計で、今後変動する可能性がある。
破産管財人の弁護士によると、同社は全ての事業を停止し、予約客の対応はできないという。
聘珍樓は、東京都や大阪市、北九州市などで店舗を運営。売り上げが伸び悩み業績が悪化していた。21日、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けた。
帝国データバンクによると、2024年3月期末時点の負債額は計32億3800万円だった。