22日午後9時45分ごろ、東京都心部を走るJR山手線が外回りの全線で運転を見合わせた。JR東日本によると、複数の電車でパンタグラフの不具合が見つかったためで、外回りの全ての電車を駅に停車させて点検。同日の運転を取りやめた。けが人は確認されていない。同社が不具合の原因を調べている。

 JR東によると、外回りを走っていた電車の車掌から「パンタグラフと送電線の間で火花のようなものを見た」と連絡があった。渋谷駅で停車させ確認するとパンタグラフに異常が見つかった。

 JR東は、運転を続けている内回りや京浜東北線など他の路線を利用するよう呼びかけた。