【ワシントン共同】米ホワイトハウスのレビット報道官は22日の記者会見で、トランプ大統領が6月15〜17日にカナダ西部カナナスキスで開かれる先進7カ国(G7)首脳会議に出席すると発表した。会議はロシアとウクライナの停戦実現に向けた取り組みや、トランプ政権による高関税措置の世界経済への影響などが主要議題。結束を示せるかどうかが焦点だ。

 トランプ氏が2期目就任後、初の対面でのG7首脳会議となる。多国間枠組みを軽視するトランプ氏の出席を危ぶむ声が一部にあった。日本からは石破茂首相が参加する予定で、トランプ氏と個別の会談も模索し、関税交渉を前進させたい考えだ。