アドベンチャーワールド(共同通信社ヘリから)

 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で24日、施設で暮らすジャイアントパンダ4頭の中国への返還を控え、屋外で直接パンダを見られる最後の週末を迎えた。6月末の出発に当たって健康状態の確認で隔離検疫が必要となるため、今月26日からガラス越しでの対面となる。

 現在施設で飼育されているパンダは、24歳のお母さんパンダ良浜と、いずれも雌で子どもの結浜(8歳)、彩浜(6歳)、楓浜(4歳)。

 検疫期間は施設内の2カ所でそれぞれ公開される。出発は6月28日で、同日中に中国に到着する予定。施設で返還前日の同27日、4頭を送り出すセレモニーを開催する。