パラアーチェリーの統括団体で、組織運営に問題があった日本身体障害者アーチェリー連盟は24日、オンラインで臨時総会を開き、解散を決めた。橋本和典代表理事が明らかにした。理事の多くが辞任するなど、機能不全に陥っていたことが主な理由という。国内のスポーツ統括団体の解散は異例。今後は競技関係者らにより、新団体設立の動きが進むとみられる。
橋本氏によると、出席した13人全員が解散に賛成した。橋本氏は「不徳の致すところ。力が及ばず、いろいろな問題の解決へ組織をまとめきれなかった」と述べた。
国際大会への派遣は、日本パラスポーツ協会が全日本アーチェリー連盟と連携して対応する方針を示している。