仙台市の旅行業「ハローワールド」が子どもと外国人留学生の交流イベントを中止し、参加費を返金していない問題で、日本旅行業協会(東京)は27日、参加費を払った保護者らに対する払い戻しの受け付けを始めたと明らかにした。国に供託した保証金から支払う制度を活用し、総額1100万円が上限。協会ホームページから手続き書類を入手できる。
宮城県によると、少なくとも600万円が未返金となっており、額はさらに増える可能性がある。旅行業協会による返金は、主に交流イベントへの参加費が対象。宿泊施設やバス会社などの関連費用は対象外という。