岐阜南署

 岐阜南署は29日、郵便ポストに大便を付着させた封筒1通を投函(とうかん)したとして、威力業務妨害の疑いで羽島郡笠松町円城寺、会社役員の容疑者(78)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年12月19日午前11時40分~同20日午前11時50分ごろの間、岐阜市内の郵便ポストに大便を付着させた茶封筒1通を投函し、茶封筒を回収した日本郵便岐阜中央郵便局の郵便局員に、他の郵便物に大便が付着していないかどうかの確認をさせるなど業務を妨害した疑い。

 署によると、茶封筒は容疑者方に郵送された督促状で、受け取りを拒否するメモ紙が貼り付けられていた。郵便ポストや他の郵便物への影響は確認されていない。容疑者は「やっていない」と容疑を否認している。署は同様の事案を2件確認しており、関連を含めて捜査している。