【ブダペスト共同】柔道の世界選手権は13日にブダペストで開幕する。12日は日本代表が現地での調整を報道陣に公開。昨夏のパリ五輪で2連覇を果たした男子66キロ級の阿部一二三は「仕上がりはいい。五輪王者らしい、圧倒的な柔道で勝ちにいく」と意気込み、妹で女子52キロ級の阿部詩(ともにパーク24)も「覚悟を決めてやるだけ。闘う準備はできている」と気合を入れた。
阿部詩はパリ五輪で2連覇を逃しただけに「一段と強くなった阿部詩を見ていただきたい。弱い気持ちを捨てて闘い抜く」と決意。阿部一は「きょうだいとして、ロサンゼルス五輪へいい流れをつくる」と強い思いを示した。