【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は12日、スイスのローザンヌで行われた国際アスリートフォーラムに出席し、2028年ロサンゼルス五輪を控える米国のトランプ大統領が、12カ国からの入国を禁じる布告に署名したことを受け「この状況が改善されることを願っている」と語った。
現時点ではロス五輪で選手らの入国には影響を与えない見通し。しかし、バッハ会長は「まだ十分ではない」として審判員らの処遇に懸念を示した。
来年5月に米国で予定されているドーピング容認の国際大会「エンハンスト・ゲームズ」については「注視はしている」と慎重に述べた。