【ニューヨーク共同】フランスのマクロン大統領は13日、米ニューヨークの国連本部で17〜20日に予定していたパレスチナ問題解決に向けた国際会議を延期すると発表した。イスラエルによるイラン攻撃を受けた中東情勢の緊張激化で、安全上の懸念や一部出席予定者の参加が危ぶまれることなどを理由に挙げた。新たな日程は決まっていない。

 フランス国連代表部は、手続きの面から、予定通り17日に一度会議を開幕した上で、その場で延期が正式決定されると明らかにした。

 会議はパレスチナ問題の解決に向け、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」の実現に向けた方策を議論する予定だった。