神奈川県は15日、県総合防災センター(同県厚木市)の地震体験コーナーで、1歳の女児が、揺れを発生させる装置の床面とフロアの床の隙間に右足を挟まれ、かかとを骨折したと発表した。揺れを体験し終わった母親に駆け寄ろうとして事故に遭った。
県によると、装置は揺れを起こす際、床から水平方向に約20センチ離れる仕組み。揺れが停止し、装置が床に戻る途中、女児の足が挟まれた。
女児は体験には参加しておらず、父親と装置の外で一緒にいた。
県はコーナーの利用を一時中止し、事故原因の究明と再発防止に努めるとしている。