【キーウ共同】英国防省は15日、ロシア西部クルスク州に派遣された北朝鮮兵のうち6千人超が、ウクライナ軍との戦闘で死傷した可能性が非常に高いと発表した。ウクライナ軍が昨年8月から越境攻撃を行っていた同州に当初約1万1千人が配置され、その半数超が死傷したとしている。根拠は示していない。
韓国の情報機関、国家情報院は4月末、北朝鮮兵の死傷者数について、死者600人を含む計約4700人と推計していた。北朝鮮が2回にわたり計約1万5千人を派兵したとの見方も示した。
ウクライナ軍参謀本部は15日、ロシア中部タタルスタン共和国にある無人機製造施設を同日攻撃したと明らかにした。