記者会見で写真に納まる佐々木尽(右)とWBOウエルター級王者のブライアン・ノーマン=17日、横浜市

 世界ボクシング機構(WBO)ウエルター級タイトルマッチ(19日・大田区総合体育館)に向けた記者会見が17日、横浜市内で行われ、同級2位で挑戦者の佐々木尽(八王子中屋)は「ベルトまであと一歩のところに来た。夢で終わらせたくない。絶対に勝つ」と気合十分に語った。佐々木が勝てば日本人初のウエルター級世界王者となる。

 2度目の王座防衛を狙うブライアン・ノーマン(米国)は「ベルトは人生を懸けた大切なもの。体調も良く仕上がっているので、王者は自分だと証明する」と意気込んだ。

 世界的に層が厚いウエルター級で、日本人が世界王座に挑むのは2009年以来。佐々木は「最高の試合をする」と話した。