ローマでのスケートボードの国際大会から帰国し、優勝盾を手に取材に応じる白井空良=17日、成田空港

 スケートボードのワールドツアー、ストリート男子を制した白井空良(ムラサキスポーツ)が17日、開催地ローマから成田空港に帰国した。2位は佐々木音憧、3位は小野寺吟雲と日本勢が表彰台を独占する中で頂点に立ち「(負けられない)プレッシャーを抱えて大会に出るのは大変」と安堵感をにじませた。

 2028年ロサンゼルス五輪の金メダルを狙う23歳の白井は年下の選手の台頭を歓迎しつつ、過酷な代表争いを見据え「もうそれと向き合うのか」と苦笑。膝痛など不安はあるが、21日から競技が始まるXゲーム大阪大会(京セラドーム大阪)へ「思い入れのある大会。2連覇も目指している」と昨年の千葉大会に続く優勝へ意気込んだ。