【ワシントン共同】トランプ米政権が、500万ドル(約7億2千万円)を支払えば米国の永住権を取得できる「トランプカード」のホームページ(HP)を開設し、登録の受け付けを始めた。不法移民の強制送還を推進する一方、富裕層の外国人を呼び込み、歳入増加につなげる狙いがある。
大規模減税の延長を柱とした政権の法案が大幅な財政悪化を招くとの懸念が高まる中、トランプ大統領は12日、交流サイト(SNS)で11日のHP開設から1万5千人以上が登録したと好評ぶりをアピール。「750億ドルに相当する」とし、連邦債務の削減につながるとの考えを示した。