【ワシントン共同】トランプ米大統領は18日、イスラエルと交戦するイランに「最後通告」をしたと述べ、圧力を強めた。イランが交渉を求めて接触してきたとも明らかにした。ホワイトハウスで記者団に語った。米軍がイラン攻撃に加わるかどうかは「やるかもしれないし、やらないかもしれない」と明言を避けた。イスラエルとイランは18日も交戦を継続した。
トランプ氏は、記者団からイランに最後通告をしたかと問われ「そう言えるだろう。最後通告だ」と認め、軍事行動を排除しない強硬姿勢を貫いた。通告内容や方法の詳細は説明しなかった。
イラン核問題を巡る米イランの協議について、自身が設定した6月上旬の期限までにまとまらなかったとし、イランの交渉姿勢がイスラエルの攻撃を招いたと主張。攻撃を受けたイランが交渉を求めてホワイトハウスに代表団を派遣すると申し出たと説明したが「あまりにも遅い」と語った。