【ワシントン共同】小売店などでのプラスチック袋の配布禁止や有料化といった規制を導入した米国の地域の海岸では、ごみ全体に占めるプラ袋の割合が規制のない地域に比べて25〜47%低かったとの分析を米コロンビア大などのチームがまとめた。米科学誌サイエンスに19日掲載された。
チームによると、プラ袋に対する規制は100を超える国の政府、自治体レベルで導入されているが、効果はよく分かっていなかった。
チームは、2016〜23年に米国の海岸清掃で収集されたごみの量や種類に関する約4万5千件のデータを分析。州や郡による約600件の規制との関連を調べた。