歌を通じて集団の和と一体感をつくるため、警視庁は23日、ソプラノ歌手稲見里恵さんを東京都府中市の警察学校に招き、7月に卒業予定の初任科生らに、息の吐き方など歌唱指導を実施した。
指導後、学生の西平楓さん(20)は「学校生活や訓練で、さまざまな現場に対応できるように声の重要性を習っている。学んだ声の出し方を今後の糧にしていきたい」と意気込んだ。三上李彩さん(20)は「さらに団結力が深まった」と笑顔で話した。
稲見さんは初任科生らに「翼をください」など3曲を披露し「これから羽ばたく皆さまに激励の気持ちを差し向けたい」とエールを送った。