みずほ銀行は23日、東北6県の建設会社7社と共同で大型工事などを手がける新会社を設立すると発表した。東北地方では東日本大震災からの復興が進んでいることや人口減少を背景に、建設市場の縮小が見込まれる。各社が持つノウハウや技術を補完し合い、持続的な成長を目指す。
新会社の名称は「東北アライアンス建設」。設立は30日を予定し、本社は福島県郡山市に置く。出資比率はみずほ銀行が4%弱で、残りは7社で負担する。7社はみずほ銀の取引先で、各社単独では対応が難しい大型工事を受注したり、デジタル化を推進したりする。