体操男子の強化合宿が23日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで報道陣に公開され、パリ五輪3冠の岡慎之助(徳洲会)が2028年ロサンゼルス五輪に向けて跳馬の大技「ドラグレスク(前転跳び前方抱え込み2回宙返り半ひねり)」習得を目指す考えを明らかにした。「ロスでやりたいので今から完成度を上げていく感じ」と語った。
この日は、半ひねりしない「ローチェ」を練習。これまでと種類が異なる技に挑む理由として「回転系は今後必要になる」との見方を示した。10月の世界選手権(ジャカルタ)で平行棒や床運動の新技を試す意向で「練習して間に合うようにしたい」と貪欲だった。