IOCの新旧会長引き継ぎ式に出席したコベントリー氏(左)とバッハ氏=23日、スイス・ローザンヌ(ロイター=共同)

 【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)は23日、スイス・ローザンヌの本部で新旧会長の引き継ぎ式を実施した。2期12年務めたトーマス・バッハ会長(71)=ドイツ=が退任し、24日付で後任の第10代会長に競泳女子の五輪金メダリストのカースティ・コベントリー氏(41)=ジンバブエ=が就任する。IOCの130年以上の歴史で初の女性トップとなる。

 式典ではIOC委員や国際競技連盟幹部らを前にしたコベントリー氏が「皆さん一人一人が非常に重要な役割を果たしている。ともに五輪運動を強化し、団結していきましょう」と訴えた。