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 【広州共同】中国福建省福州市の中級人民法院(地裁)は23日、違法に計約1億2100万元(約25億円)相当の財物を得たとして、収賄の罪に問われた公安省の元次官補劉躍進被告に執行猶予2年付きの死刑判決を言い渡した。国営通信新華社が伝えた。

 判決によると、劉被告は1992〜2020年の間、天津市公安局の幹部や公安省次官補、国家禁毒委員会副主任などの自身の職務上の立場を利用して、個人や団体に便宜を図る見返りに1億2100万元相当の財物を受け取った。

 劉被告は公判で罪を認めていた。