24日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=145円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比1円72銭円高ドル安の1ドル=145円60〜61銭。ユーロは54銭円高ユーロ安の1ユーロ=168円85〜91銭。

 前日は中東情勢の緊迫化懸念から「有事のドル買い」が進行した。ただその後、中東を巡る懸念が和らいで円を買い戻す動きが出た。

 市場では「イランとイスラエルの交戦を巡っては、楽観的な見方が強まっている」(外為ブローカー)との声があった。