ホルムズ海峡を通る原油タンカー=2018年12月(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】24日のニューヨーク原油先物相場は指標となる米国産標準油種(WTI)の8月渡しが前日終値比で6%下落し、1バレル=64・37ドルで取引を終えた。イスラエルとイランの停戦合意で原油供給を巡る混乱懸念が和らいだ。今月中旬にイスラエルがイランへの攻撃を開始する以前の水準に下がった。

 トランプ米大統領が自身の交流サイト(SNS)に「中国はイラン産原油の購入を継続できる」と投稿したことも、原油供給を巡る市場参加者の懸念の後退につながったとみられる。