SBIウェルネスバンクの提携医療機関が「MyPeace」の推進に向けた活動を開始
I Peace, Inc(アイ・ピース株式会社)
809 San Antonio Road, Suite 7, Palo Alto, California 94303 U.S.A.
WEB: https://ipeace.com/
2025年6月25日
I Peace, Inc.
アイ・ピース、SBIウェルネスバンクのネットワークを活用し 個人向けiPS細胞バンキング「MyPeace」をさらに拡大
iPS細胞バンキング企業アイ・ピース(I Peace)はこのほど、SBIホールディングス株式会社の子会社であるSBIウェルネスバンク株式会社とiPS細胞バンキングのさらなる推進に向けた協業を開始しました。SBIウェルネスバンクの提携医療機関である、医療法人社団T.O.P.ドクターズ 東京国際クリニック(東京都千代田区)がアイ・ピースの個人向けiPS細胞バンキング「MyPeace」の推進に向けた活動を開始いたします。
今回の提携は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において大阪ヘルスケアパビリオンに協賛している SBIホールディングス株式会社と、アイ・ピースとの協力関係をもとに実現いたしました。
この推進活動により、アイ・ピースが持つ世界最高水準のiPS細胞作製・保管技術と、SBIウェルネスバンクが提供する健康管理支援および予防医療サービスを組み合わせ、従来にない新たな価値をもつ予防医療サービスの提供を実現すると共に、SBIウェルネスバンクの医療ネットワークを活用し、iPS細胞を活用した先進医療への備えをこれまで以上に多くの方々にお届けしてまいります。
個人向けiPS細胞バンキング「MyPeace」は、近い将来に実現が見込まれるiPS細胞由来再生医療やパーソナライズド医療に備えて、本人の細胞から作製したiPS細胞を長期保管するサービスです。アイ・ピースが提供するiPS細胞は、厚生労働大臣の製造許可・承認を受けた国内施設で製造されており、米国FDAの基準にも準拠した高度な品質管理体制のもとで作られています。すでにiPS細胞技術を活用した再生医療や創薬研究は実用段階に入りつつあり、一部の治療領域では既に臨床応用が開始されています。したがってMyPeaceを通じて個人の細胞を作製し保存しておくことは、これまでは考えられなかった近未来の医療への新しい備えとなります。
I Peace, Inc. について
iPS細胞ならびにiPS細胞由来細胞療法に特化するGMP細胞開発製造受託企業アイ・ピース(https://www.ipeace.com )は、cGMP iPS細胞の販売、及び医療用細胞の製造受託サービスをグローバルに展開しています。京都大学山中伸弥教授の研究室出身で、世界で初めてヒトiPS細胞の樹立成功を報告した論文の第二著者でもある田邊剛士 によって2015年に立ち上げられた会社です。iPS細胞の開発当初から研究に従事してきた田邊は、アイ・ピースを通じiPS細胞を全ての人々の手に届くものとすることを目指し、日々革新的な技術開発に取り組んでいます。アイ・ピース独自の技術により、コンタミネーションの懸念なく複数のドナー由来のiPS細胞を並行して製造することができ、多数のiPS細胞を適切な価格で提供することが可能となりました。PMDA・FDA基準に沿った高品質細胞製品として弊社のiPS細胞その他細胞製品を製薬会社・細胞医療開発会社に利用していただくことを通じ創薬・細胞医療開発を支援し、また、世界中の一人一人が自分自身のiPS細胞を持つことにより将来に備えることができるように個人向けのiPS細胞製造・バンキングサービスを進めています。細胞医療が一日も早く患者さんの手が届くものとなるよう、再生細胞医療の一日も早い普及を目指しています。
I Peace, Inc.
創始者・CEO:田邊剛士(Koji Tanabe)
創立:2015年
本社所在地:米国カリフォルニア州パロアルト
日本子会社:I Peace, Ltd.(アイ・ピース株式会社)、京都市
iPS細胞製造拠点:京都市
ウェブサイト https://www.ipeace.com