26日にも再開することが分かった大阪・関西万博会場のアンゴラ館=25日午後、大阪市此花区の夢洲

 大阪・関西万博で休止が続くアンゴラ館が26日にも再開することが分かった。4月13日の開幕日は開館したものの、翌14日から技術的調整を理由に閉めていた。オープンしていないパビリオンはネパール館のみとなる。関係者が25日、明らかにした。

 関係者によると、消防設備の検査などが続いていたが完了し、日本国際博覧会協会(万博協会)から再開の許可が出たという。

 アンゴラ館は建設工事を万博協会が代行する「タイプX」。内装工事を巡り、下請け業者間で費用の未払い問題が発生しているほか、建設業法の許可を受けていない業者が携わっていたことが判明している。