大阪・関西万博の野外ステージで26日、高知県の夏の風物詩「よさこい」を踊るイベントが開かれた。高知の踊り手チームなど33団体計約1400人が華やかな衣装を身にまとい、鳴子の音を響かせながら演舞を披露。魅力を世界に発信した。
イベントの事務局によると、よさこいは1970年大阪万博でも登場した。今回は多様性を表現するため、各チームがオリジナルの踊りを演じ、会場を沸かせた。事務局の阪佳奈美さんは「外国人や子どもたちがよさこいに興味を持ってくれるきっかけになってほしい」と期待した。
観覧した坂本久美子さんは「興味を持った人はぜひ高知に来て、本場のよさこい祭りも体験してほしい」と話した。