映画監督の想田和弘さん
 米アカデミー賞のオスカー像=ビバリーヒルズ(AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】米映画界最大の祭典、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは26日、映画監督の想田和弘さんやドキュメンタリー監督の山崎エマさん、アニメ監督の西尾大介さんらを含む世界の映画関係者534人を新規会員として招待したと発表した。招待を受け入れれば正式に会員となり、受賞作品を選ぶ投票権を与えられる。

 想田さんの「五香宮の猫」は昨年、ベルリン国際映画祭で革新的な作品を集めたフォーラム部門に選出。山崎さんの「インストゥルメンツ・オブ・ア・ビーティング・ハート」と、西尾さんの「あめだま」は今年のアカデミー賞でそれぞれ短編ドキュメンタリー賞と短編アニメーション賞の候補となった。