走行する東海道新幹線

 JR東海と西日本は27日、東海道・山陽新幹線「ひかり」で、冷房の設定温度を通常より2度高める「弱冷房車」を8月に試験導入すると発表した。同新幹線での弱冷房車導入は初めて。乗客の利用状況やアンケートを踏まえ、本格実施するかどうかを決める。

 JR東海によると、東京発岡山行きの「ひかり507号」など1日10本で、自由席の3号車の冷房を弱める。期間は8月1〜7日と18〜31日。同社は一部の乗客から要望があったと説明している。