京都五花街の芸妓と舞妓約70人が出演する合同公演「都の賑い」の開幕を前に、リハーサルに当たる「総ざらえ」が27日、京都市東山区の南座で行われた。色とりどりの着物姿の舞妓が稽古の成果を披露し、舞台を華やかに彩った。公演は28、29日に南座で開催し、当日券も販売する。
総ざらえは、先斗町、祇園甲部、宮川町、祇園東、上七軒の五花街が順番に演目を確認。舞妓20人による演目「京を慕いて」では、師匠らが立ち位置や振り付けを熱心に指導した。
宮川町の舞妓、ふく松さん(20)は終了後の取材に「五花街それぞれの振り付けや、かわいらしい振り付けがようけあるので、ぜひ来ておくれやす」と話した。