新体操の村田由香里・日本体操協会強化本部長が27日、日本代表選手に対する威圧的指導問題の発覚後では初めて取材に応じ、沖縄・石垣島で行った強化合宿で「普段の練習で得られないコミュニケーションを取れた。リスタートの場所として最適だった」と述べた。
団体の日本代表で主将を務める鈴木歩佳(ミキハウス)とともに、成田空港で報道陣に対応。指導の背景には世界選手権(8月・ブラジル)でのメダル獲得に向けた強い思いがあったと釈明し「思いに変わりはないが、その手段、方法よりも、今は選手たちに一番目を向けて進めている。(選手と)お互いがたくさんのことを感じ、良い機会になった」と述べた。