【エルサレム共同】パレスチナ通信は28日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ最南部ラファにある援助物資の配給拠点付近で発砲し、市民6人が死亡、多数が負傷したと報じた。避難者らが集まっていた場所を攻撃したという。

 米ニュースサイト、アクシオスは、イスラエルのデルメル戦略問題相が30日、ワシントンを訪問し、米当局者とガザ情勢やイラン対応について協議する見通しだと報じた。関係者の話として、ネタニヤフ首相も7月後半にワシントンを訪問する見込みだと伝えた。

 イスラエルにより物資搬入が制限されるガザでは、人道危機の深刻化が懸念されている。